会長挨拶

令和5年度より湖南市防災士連絡会の会長に選出されました清水と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

湖南市防災士連絡会は、曽我部前会長様をはじめ、前任の幹事の皆様が令和元年より4年間コロナ禍の難しい環境の中ゼロから立ち上げられ、確固たる基盤を築き上げて来られました。このたびは、会長という大役を拝命いたしましたが、 幸いにもそのあとを引き継がせていただくことになりましたことに感謝いたしますと共に、責任の重さに身が引き締まる思いでございます。

さて、令和5年4月から防災士連絡会の幹事・役員は新しい顔ぶれとなりました。この機会に、今後の連絡会の活動の方向性を考えるための資料を得るために、今一度湖南市の43の区・自治会の防災活動の現状調査をし、各区・自治会の取り組みの内容やそれらのばらつきを把握したいと思います。現状調査の方法としましては、各種アンケートや各区・自治会の防災体制資料を参考に、防災・減災訓練やイベント、啓蒙活動、ふるさと防災チームなどの自主防災組織について、整理しまとめるつもりです。

 これらの結果に基づき、各区・自治会の防災への取り組み方の違いを知った上で、課題を理解し、地域住民の皆さん、自治会の役員・自主防災組織の皆さん、湖南市の危機管理・防災課の皆さんと協力しながら、防災士連絡会会員の皆様が防災士として自らの地区の実情に沿った防災活動に対し存分に活躍できる場をつくる必要があります。

そのために、スキルアップ委員会では、会員自身・会員同士の防災スキルの向上を、また、情報提供委員会、情報共有委員会、環境整備委員会では、防災・減災のための訓練、啓発や仕組み作りのメニューの提供と共有、環境づくりを、どのような形でできるかを模索していきたいと思います。

 令和5年度に入り、行動制限が大幅に緩和され、「コロナとの共存」環境のもとでの活動が始まりました。上記4つの委員会が連携しながら相乗効果を発揮し、地域の防災力のばらつきをできるだけ小さくし、平均水準が上がることにより、災害に備えられる地域社会づくりに貢献できますよう会員の皆様と一緒に頑張りますので、各自治会の皆様、地域代表者会議の皆様、危機管理防災課の皆様のご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。