令和6年7月14日、スキルアップ研修風水害出前講座「いつ動く?自主防災組織版タイムライン作成ワークショップ」を市民学習交流センター(サンヒルズ甲西)で開催しました。
講師は、市の地理・地形を熟知し、ご自身も防災士である米津危機管理・防災課長にお願いしました。
マイ・タイムラインとは、災害に備えて家族や一人ひとりの生活の状況に合わせた避難行動(自分の逃げ方)をあらかじめタイムライン(防災行動計画)として考え、まとめ、そして準備しておくものです。
今回のスキルアップ研修では、これを自主防災組織版として考え、作成していただき、地区の防災力向上に役立てていただくことを趣旨としています。
講座では、マイ・タイムラインとは何かから始まり、地域の風水害リスクを知るということ、気象情報と警戒レベル・避難情報の関係を理解するということについて講師から説明を受け、共助としてどの情報で、そしてどの時点で避難行動を開始するのかを、タイムラインに沿って細かく決めておく必要があると参加者全員が感じ取りました。
最後に行ったグループワークでは、“強い勢力を持った台風が3日後に湖南市を直撃する”という想定が講師より出題され、グループごとに風水害災害をイメージし、自主防災組織としてのタイムライン作成に取り組みました。各グループは近隣区との合同のため、書き込みが難しい面はありましたが、各自タイムラインの必要性を感じ、それぞれの地区における防災力向上に役立てていただければと思います。
講座で使用した「湖南市タイムライン【風水害版】」はこちら